先週木曜日(5月22日)、山形新聞が社会面トップにでっかい写真入りで「ナゾの物体?」と報じた。「UFOの撮影に成功したというのです」と山岡三子。カメラがUFOフリークのテリー伊藤を映したのでスタジオに笑い声が出たが、テリーは無表情。
写真は山形市内に住む夫婦が、台所の窓から撮影したもので、山形放送も「何なのでしょうか」と報じた。大竹真が夫婦を訪ねてみると、確かにデジカメに「ビルの上に浮かぶ銀色の物体」が写っている。朝の8時半だったという。
山形ではこのところUFO出没情報が多いという。そこで『専門家・韮澤さん』の登場だ。画像を送って、電話で聞く。「びっくりしましたね。久しぶりにUFOらしいUFO。9割方UFOですね」「9割ですか?」「いや100に近い」
ところが取材中に新たな情報が。株式会社「0(ゼロ)」という会社が上げている写真撮影用のバルーンだったというのだ。「弊社のバルーンです。方向と時間が一致します」
「テリーさんいかがですか」と山岡が聞く。
テリーは「これは、バルーンじゃないですか」とあっさり。が、続けて「実はきのう宇宙飛行士の毛利さんと一緒だったんですよ」といいだした。ちょうどNASAの火星探査機「フェニックス」が軟着陸に成功した時間だったという。
「毛利さんは火星に生物はいますという。水があることは判っているから。もちろん火星人みたいなのはいないが、微生物は地中にいると」。で、本論だ。「火星にいるんだから、将来的にUFOは確実にいます」
「微生物でしょう」と加藤浩次。
「火星では微生物でも、他にいます」と相変わらずだった。
生きているうちに、なんとか本物のUFO(でも写真でも)を見たいもんだ。みんなバカにしながら期待してるんだよね。