TBSの「ザ・イロモネア」。ウッチャンナンチャンが司会。1組ずつ一発ギャグやモノマネなど5ジャンルに挑戦していき、観客を一定数以上笑わせれば1ジャンルクリアという訳だ。全部クリアで100万円の賞金が出る。
「指名」された観客数人の顔が画面にでて笑えば、その客の映像は閉じられる形となる。そのせいか、リアクションはウンナン2人の顔ばかりが目立つ。そのリアクションもワンパターンだ。
番組としてまとまりもないし、見ていて笑いの快感もない。こんな番組いらないね。
1組、1人の芸人にギャグからモノマネからコントなど、本来「得意」でない分野までとにかく挑戦させる形だ。こうした番組は、芸人に対する敬意がない。単なる材料として使っているだけだ。作り手の側は芸人の尊厳を意識する必要がある。モノマネならモノマネ、コントならコントを磨いている芸人を何だと思ってるんだと腹立たしくなる。「得意」でない未熟な芸を披露させ、それを笑おうなんて「芸」に対する侮辱だ。
うるさくて メシまずくなる 未熟芸