自殺を図った男性(34)の嘔吐物から有毒ガスが発生し、治療中の医師らが呼吸困難を訴える事件があった。『スパモニ』は『今入ったニュースです』(赤江キャスター)と冒頭で取り上げた。
事件があったのは、昨日(5月21日)夜、熊本市内の病院で自殺を図って運び込まれた男性を治療中に男性が嘔吐し、吐いたものから塩素系の有毒ガスが発生した。
この有毒ガスで、治療に当たっていた女医らが呼吸困難を訴えたほか、看護師や他の患者など計46人が体調不良を訴え、一部は別の病院に運ばれて治療を受けた。男性はまもなく死亡が確認された。
男性は、農薬を自宅で飲んだとみられる。
ジャーナリストの鳥越俊太郎は「まさか嘔吐物から有毒ガスが発生するとは考えていなかったでしょう。初めてですね」と驚き絶句。
病院もいまや防毒用マスクを装備。自殺者を治療する際には、密閉された部屋で医師や看護婦はマスクの着用が…。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト