キムタク木村拓哉主演のフジ月9ドラマ「CHANGE」。キムタクが総理になるという今までにない新鮮な役どころというイメージがある。
例によって厚みもあり、テンポもいいので見やすいドラマになっていた。キムタクも自然体でよかった。
まだ総理になる前で、国会議員の父の死亡に伴い、勘当されていたキムタク演じる次男が立候補するという、ありがちと言えばありがちな展開だった。
キムタクに「総理」が似合うかどうかはともかく、何だ2世議員かよ、とちょっとがっかりした。日本を変える、「CHANGE」と銘打ったドラマだが、何だか出発点からしがらみが多そうな展開で拍子抜けした。世襲議員を全否定する気はないけど、日本の政治はその辺りから「CHANGE」していかなきゃいかんのでは、とも感じた。
CHANGEが 2世議員の 誕生とは