「亀田史郎さんが全てを語りました」

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   「続いて独占スクープに参りましょう。亀田史郎さんが全てを語りました」(赤江キャスター)と威勢のいい前触れで、亀田兄弟の父親との独占インタビューを報じた。

   インタビュアーは小木逸平アナ。まともな一問一答が聞けるのかなといぶかったが、案の定、迷走気味でスタート…

   小木「協栄ジムとの間に何か問題があったのですか?」

   亀田「あるから(協栄ジムを)出たわけやんか~、なかったら居るやんか」

   小木「練習するのが不可能だったわけですか?」

   亀田「ちょっとしつこいな~。だからテレビに出るというたわけやんか」

   小木「ではカメラの前で話そうと思ったきっかけは何ですか?」

   亀田「放送は、わけ分からんとコメントする。空想のままで言われたらテレビ見てる人は真に受ける。俺たちのイメージは悪くなるばかりや。俺ら何したん。殺人したんか」

   喋るとかえって悪いイメージが膨らむというわけか、沈黙を守ってきた亀田父。抑えていたマスコミへの不満が噴出。とはいえ、マスコミへの不満のためにインタビューを受けたわけでもなさそう。この後、亀田父が核心となる「身分預かり」に触れた。

   「今は、協会(東日本ボクシング協会)が身分預かりをしてくれないので、リングに上がれない状態。協会は、6月9日に決めるというが、(印象が悪い)今のままだと、『わがままで出て行ったのに虫が良すぎる』となるやんか。そういう風に思われてもおかしくない」

   「契約解除したのには理由がある。協会は中立の立場で調べてほし い」

   契約を解除した現在、他のジムに移籍するか、ジムを立ち上げる以外、息子はリングには立てない。所属ジムが決まるまで、協会の身分預かり(仮所属)を認めてもらいたいというわけだ。

   インタビューした小木によると「ああいう喋り方をする人ですから喋ればしゃべるほど、雰囲気でバッシングにあってしまう」と。

   しかし、作家の吉永みち子は「子供をリングに上げたいがすべてなのだが、何か喋るとマイナス効果が出てしまう。それでも語らねばならない事情があるのでしょう。何があるのかはいえない時期なのだろうが」と、亀田父のフォローに。

文   モンブラン
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