この春からの新番組「アリケン」では、「くりぃむしちゅーの有田哲平とネプチューンの堀内健 ○○したら○○になりました」というコンセプトをもとに、「予測不可能な化学反応」に進行をゆだねている。
そもそもホリケンといえば破天荒で何をしでかすか分からないような暴走キャラで有名な芸人。出演する際にはいつも彼を制止する事務所の後輩がつくのだが、ここでなんと、くりぃむしちゅーのボケキャラである有田と組むことになった。
今回は2人が「本気でホリケンの嫁探しをしたら○○」という企画でスタートする。独り者のホリケンにとっては非常においしい内容である。一行は表参道へと繰り出し、街中で物色を始める。
とはいえ、2人がやるのはいわゆるナンパ。慣れないせいか、奇をてらった行動に走り空回りしてしまって、声をかけた女性にひかれてしまったり、逃げられてしまったりしてなかなかとりあってくれない。
やっとのことで捕まえた女性に、「本気で結婚を前提に付き合ってくれるならアドレスを書いてください」と用紙を渡すも、敢え無く撃沈。さらに、用紙に書いてもらう段階まではたどりつくが、女性が「間違えた」といって何かを書き直す。「アドレスを書き間違えたのか?」と興奮する2人の期待と裏腹に、「ゴメンナ(サ)イ」と、「サ」の文字が悲しげに添えてあっただけだった。
散々断られて開き直ったホリケンは有田に「あの女性にガン飛ばせ」と指図したり、自分が声をかけた女性にもかかわらずお断りをさせたりと、結局いつもの暴走が始まってしまったのだった。これには有田もこりごりな様子、せっかく連れてきた女性から突然逃げ始めたホリケンを目で追いかける有田は、本当にがっかりした顔をしていた。
結局、最後に声をかけた女性の書いた用紙をみると「アッカンベー」が書きなぐられていた。ホリケン有田両者ともがっかりと肩を落としながら、番組が終わってしまうのだった。
恐らくこの番組のコンセプトというのは、有田とホリケン本人の挑戦というよりかは、それを番組としてセッティングするスタッフ全員の挑戦なのだろうな、と思った。それにしても、今後のスリリングな展開が楽しみだ。
ゆ~ゆ~族