橋下知事の涙は「反則」

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   橋下徹大阪府知事が、きのう(4月17日)開かれた市町村長との意見交換会で、感情が高ぶって涙ぐむ一幕があった。

いいと思う

   テーマは市町村への補助金3357億円のうち、79億円をカットする問題。「府と地方が一丸となって、少しづつ我慢することによって財政再建を」と訴える知事に、市町村長は猛反発。

   「弱い者をいじめている。がまんの限界を超えている」

   「府だけ再建を果たしても、市町村が枯れ果てている」

   「血も涙もない。無責任なたたき台を白紙に戻しなさい」

   と1時間にもわたる集中攻撃となった。

   これを受けて立った知事は「住民の要望に応えることが第1。住民にがまんをお願いすることも政治家の責任だと思う。この案は白紙にはしない」と強気に反論。最後に「今の公務員組織は人件費が高すぎる。人が多すぎる。一度一緒になって考えてもらって…」といったところで声を詰まらせ、目に涙を浮かべて「今一度ご協力をお願い申しあげます」と深々と頭を下げた。

   市町村長の方もびっくりしたらしい。「意外でした」「素直にそういう気持ちになられたのでは」「泣いてしまったら、話し合いは続けられない。泣きたいのはこっち」などの声が出た。

   同じ弁護士の八代英輝は、「真剣なんだなと思いますよ。でも涙を流されると、市町村長が悪者にされちゃう。反則だよという気持ちもわかる」

   加藤浩次は「強い気持ちがでている」

   テリー伊藤は全面支持だ。「いいと思う。38歳の青年ですね。金がないんだから小遣いやらないと。そんなに悪くないと思う」

   さかもと未明は「納得させるんだったら、もっと落ち着きを身につけてほしい」

   テリーは「両方のバランスをとっちゃったら、結局話は進まないわけですよ。ボクは橋下さん支持します」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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