羞恥心の大ヒット 当然なのか変なのか

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   フジテレビのクイズ番組「ヘキサゴンII」での珍解答ぶりで人気の出たおバカキャラ6人衆がいる。女性3人が「Pabo 」なるトリオを組んでCDを出すなど一歩先行。男3人がこれを追いかける形で、「羞恥心」を結成、グループ名と同じタイトルの歌をCD発売したところ、オリコン初登場2位を記録、ブレイク中という話題を「得もり」でとり上げた。

歌、うまいもん

   つるの剛士(32)、上地雄輔(28)、野久保直樹(26)がメンバー。グループの名前は、上地が、羞恥心を「さじしん」と答えたことから、司会の島田紳助が「お前ら、恥を知れ」とばかりにつけたという。CDをプロデュースし、詞も作ったのも紳助だ。

   3人のおバカ解答の例を笠井信輔がボードで見せる――「ハ行で始まる国名」=つるのの答え「バカチン」、「数が多くて値段が安いことを意味する二と三を使った熟語」=上地「二、三十円」、「卓袱台の読み方」=野久保「たっきゅうだい」―-ただし、それぞれのもうひとつの顔も紹介する――つるの=俳優、ウルトラマンダイナ主演、上地=俳優、松坂大輔とバッテリーを組み、関東大会で優勝、野久保=俳優、ドラフト候補になった元高校球児、潜水116メートルの日本記録を持っていた――

   「羞恥心」の振りがさまになっているのも頷ける。つるのは、歌合戦で優勝経験もあるそうで、小倉智昭は「歌、うまいもん」と評価する。曲の調子、テンポもよく、老若男女の支持を得てヒット街道を猛進といったところ。笠井が「想像していなかったヒットになっています」と説明すると、小倉は「僕は大ブレイクすると思ったよ」と反論。紅白出場の可能性も大いにありそうだ。殺伐とした事件が多い風潮のなかで、子どもがそのまま無邪気な大人になったような彼らの雰囲気が、癒しになっているのかもしれない。

   竹田圭吾の「このままの芸風で続けられるんですか」というコメントがおかしかった。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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