がんは「敵」か「教師」か

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生活を支配されないこと

   ラストは、国谷裕子キャスターが、医師の鎌田實とフリーライターの山口雅子に聞く。自らが乳がんになって半年後、夫を食道がんで亡くした山口は言う。「6か月間、濃密な時間を過ごせた。一日一日、今というときを大切に生きることが大事だと教わった」。

   鎌田医師は、「がんに負けないことが大事。負けないというのは、がんに生活を支配されないこと。希望を持ち続けながら、毎日の営みをきちんとやる。井上さんは、その結果、がんに打ち勝って幸せに近づいている気がする」と結んだ。

   国谷キャスターによると、142万人(厚労省推定)が継続的にがんと闘っているそうだ。井上怜奈の場合は奇跡的にうまく行ったケースではないだろうか。彼女が現在、どんながん治療法をしているのか、どんなチェックをしているのか、について触れてほしかった。

アレマ

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