ズッコケのさかもと未明が、テレビ初のレポーターをつとめた。5月24日から東宝系で公開の「山のあなた 徳市の恋」の1000円興行会見だ。主演の草なぎ剛(33)にマッサージまでしてもらって、「すっごい幸せでした」。
山間の温泉まちが舞台の、盲目のマッサージ師と客の女性の淡い恋の物語。70年前の高峰三枝子、徳大寺伸の「按摩の女」のリメイクで、多くのシーンを忠実に再現しているのも話題。
会見には場違いな和服で臨んださかもとは、なかなか指名されなかったが、最後にようやく。ところが、「せつない恋の経験はありますか?」などと、いつもながらの脱線だ。
主演の草なぎは、映画のために本格的にマッサージを訓練したということで、さかもとのお目当てはどうやらそっちの方。会見後に、実際にマッサージを受けた。
「あ、ちょっと凝ってますね」「左の方が凝ってます」
そのうち勝手に横になって、「あ、そこ、どんぴしゃ」なんてやってる。草なぎの腕もよかったのか、「漫画家として19年間もぐらのような生活してきたんですけど、この5分間でチョー報われました」「じゃぁ、あと1時間くらい」なんて調子…
このVTRに加藤浩次も笑いながら「いかがでした?」
「至福でした。スターなのに気さくでやさしくて、心をこめてマッサージしてくれた。指先からスターオーラがびゅーびゅー入ってくるんですよ」
「どういうオーラだ」と加藤。「骨の髄まで溶ける感じ」(爆笑)
「どうしていくことになったんですか?」「わたしが行きたいといって」(笑)
テリー伊藤が「最後はもう自分のペースでしたね」
「映画は見たんですか」(加藤)「それが、ダイジェストだけで」
「宣伝してやらないと」とテリーも助け船。
「1000円で観れるんですよ。心を癒してもらうということで」
「その話をしなくちゃ」(テリー)
「今してるじゃないですか」
「なんで1000円なんです?」(加藤)
「制作者、スタッフの気持ちだと」
で、最後に得意のマンガでも「草なぎ幸せマッサージ」アピールして、さかもとの真骨頂。
加藤は「さ、いきましょうか」と次へ入る場面でも、笑いが止まらなかった。