長野の聖火を「中国特殊部隊」が守る?

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   今や、デモが待ち構えているところへ聖火が行く、というありさま。IOC(国際オリンピック委員会)は今日4月9日、北京で緊急の理事会を開き、聖火リレーのルート見直しを検討するという。

大丈夫でしょうか

   『スパモニ』は、「日本での聖火リレーは大丈夫でしょうか」(赤江キャスター)と、広がるチベット問題に対する抗議行動を取り上げた。

   聖火は混乱のパリを離れ、昨日夜サンフランシスコに到着。今日、聖火リレーが行われるが、チベット支援メンバーは「全力で抗議する。メッセージはとても厳しいものになる」と、不気味な予告を。

   日本時間今朝6時ごろには、早くも抗議行動に約2000人が集まり中国領事館にデモ行進した。

   対する中国の備えは?ロンドンやパリで聖火リレーの走者を2重、3重の人垣で守る一番内側の青色のトレーナーを着用した10数人の一団。英国デーリーミラー紙によると、徹底的に鍛えられた中国の特殊部隊の隊員という。

   では、16番目の都市として、今月26日に予定されている長野の聖火リレーはどうなる。

   「チベット問題を考える長野の会」の野池元基代表は「チベットの人権問題をアピールするというような行動を行う予定で、リレーの沿道沿いに横断幕をかける」という。

   ただし、聖火リレーに反対するわけではなく、混乱を招くことは考えていないようだ。

   長野の聖火リレーの走者に予定されているマラソンの有森裕子は、「ちょっと残念」と言いながら「トップのダライ・ラマが『ピースフルに』とコメントしているのに、ああゆう表現の抗議行動はチベットの人たちのためになるのか疑問」と、踏み込んだ発言を。

   穏やかというか、事なかれというか、鈍感というのか日本人の国際感覚に、作家の落合恵子が一言くぎを刺した。

   「チベット問題で、命や人権を考えることは大切なこと。聖火だけがすべてでない。『暴動』という言葉で区切っちゃうのはチョッと…」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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