レポーター横野レイコが、大相撲の横綱朝青龍の独占インタビューの模様を伝えた。朝青龍へ厳しい意見を述べることで知られ、日本相撲協会の再発防止検討委員でもある漫画家のやくみつると朝青龍が、大阪のホテルでバッタリ遭遇したことを横野は話題にした。
以降、朝青龍のインタビューとやくのVTR、スタジオで横野が取材結果を語る場面が登場する。
やく「間髪を入れず」「（朝青龍が）あんまりきついこと言わないで下さいよ、と言ってきたので、こちらはあんまりカリカリさせないで下さいよ、と」
朝青龍「知ってんだよ、あの人（やく）」「ちょっと最近辛口ですけどね、（画面に向かって）だめですよ」
そして朝青龍は、やくと食事をする約束をしたと明かした。そして「（食事代は）向こう持ちで」という朝青龍に、やくが払うのか、と横野が確認すると「当たり前だろ」。
横野によると、やくは朝青龍におごる食事について「是非とも（ディナーより食事代が安くて済むであろう）ランチにしてほしい」と言っていた。また、「朝青龍の懐に入りたい」、これまでの辛口発言の「理由を伝えたい」とも話したそうだ。
2人の「食事会」が実現した後、やくの意見を入れて朝青龍の振る舞いが変わってくるのか、それとも朝青龍の「懐」に取り込まれてやくの発言が「仲良しモード」に転じてしまうのか、は未知数だ。「はっけよい のこった」というところか。
朝青龍から「大好きです。１番好きです」と言われた小倉は、相撲協会が「品格」を問題にするなら「強い日本人力士育てなきゃ」。言葉も分からず来た外国人力士は日本人と「同じにはできないと思うよ」と擁護していた。
文
赤坂和郎| 似顔絵 池田マコト