「もっと大きな借金つくってますよ」にならないように・・・・・・

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   「トップダウンのやり方がこの事態を招いた」(民主)

名案があるんですけどねー

   「行政のメカニズムを全くわかってない」(知事)

   「1000億円のアナをあけたら、民間なら、即辞任だ」(共産)

   「最初から社長なら、もっと大きな銀行つくってますよ」(知事)

   新銀行東京の経営難をめぐってきのう(3月11日)の都議会で、石原知事の責任追及ではげしいやりとりが9時間半。しかし知事は旧経営陣を攻撃して、自らの責任は認めなかった。

   新銀行東京は、中小企業支援によって「東京のポテンシャルを引き出す」という石原知事の発案で、都が1000億円を出資して2005年発足。無担保融資というのがうたい文句だったが、金利が高いために、融資開始直後から焦げ付きが多発。とうとう「行くも地獄、引くも地獄」(知事)の事態になった。

   先に公表された都の調査結果は、ひどい内容だった。とくに当初の経営トップが、多くの警告を無視してずさんな経営を続けたと指摘された。その結果、このままでは自己資本比率が4%を割り込むことになるため、石原知事は400億円の追加融資で再生を図りたいと、議会に求めている。「いま精算すると1000億円かかる」と。

   論戦を終えた石原知事は「格闘技みたいなもんですな。責任は建て直すことしかないと思ってる」と、あくまで400億円の追加融資で切り抜ける腹だ。

   しかし、専門家の中には、「累積赤字が増えて、都の負担が2000億とか3000億とかになる可能性がある。残念でも、傷が浅いうちに撤退した方がいい」と見る声もある。

   みのもんたは、「最初の1000億に400億を加えると、都庁舎建設費が1569億だから、もうひとつ都庁を作るようなことになる」

   さらに「素人のわたしでも疑問なのは、金融機関にはデーリーの監査があるはず。その結果を大株主である都も議会もみていないといけない。3年間も都議会は何をしていた?

 野党の責任を問いたい」と、矛先は妙な方へ。

   与良正男は「建て直すとなると、今度は融資条件を厳しくせざるをえないだろう。すると当初の目的と違ってくる可能性がある。この銀行が必要なのかも考えないといけない」

   みのは「400億円の根拠がわからないが」とパネルを出して、「これを都民602万9100世帯で割ると、1世帯6634円になる」。「たまんないねー」と荒俣宏。

   与良は「住専のときでも、先送りを続けたために損失が巨額になった」

   みのは「いかに都民に負担をかけないかの論議をしないといけない。ぼくなら、名案があるんですけどねー」と、またまた意味不明。 

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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