「スパモニ・アジア特捜隊」のコーナーでは、北朝鮮の美容整形事情を報告。まず、芸術団で活動後、脱北したキム・ヨンヒ(年齢不詳)が登場する。整形の経験者である。やはり美形だ。
「北朝鮮では二重マブタの人が美人なんです。北朝鮮の女性はみんな純粋でキレイだと思われがちですが、実際は違います。そうでない人はキレイになりたい欲求が大きいのです」
喜び組の研修生だったというイ・ヘリも「いい結婚相手を見つけるためには見た目が大切ですから」と整形に踏み切るわけを話す。
北朝鮮では本来、美容整形は禁止されているのだが、芸術団や喜び組に属する女性は特別待遇で許されるという。
スポーツ大会の応援席やイベント会場での美女たちの映像が流れる。これらを眺めた大森喜太郎日本美容医療協会理事は「バランスのとれたいい顔をしている人が多いですね」。
「美しくあれるのはよい環境にある女性たちのみ」(ナレーション)という次第である。
おなじみの宮塚利雄・山梨学院大学教授によると、北朝鮮の美容整形流行の背景にあるのは「韓流ブーム」だという。「金正日総書記も韓流に毒された人ですから。彼も女性が美しくなることには反対しないでしょう」(宮塚教授)。さらに「外国人と接する人は、整形し化粧して身綺麗になれ、と上部が指示する」とも。
小木逸平「外貨獲得のためにはなりふり構わずに整形が行われている、という感じ」
山口一臣「命令で整形しているみたいだから"国策整形"だ。費用は北朝鮮で2カ月分の給料に相当するらしい」
木場弘子「みんないっしょに見えて怖い。顔をいじられると思うと怖いし」
森永卓郎「韓国の元大統領も二重にしていた。朝鮮全体で整形に寛容な文化があるのかもしれない」
大谷昭宏「中国でも結構、やられている。親からもらった身体だから大事にと考えるのは日本くらい」
日本で韓流にはまった女性たちはどうしたのだろうか。