三浦和義容疑者については、メディアが毎日、何らかの情報を伝えて、「今日の三浦容疑者」的状況を呈しているが、橋下大阪府知事の露出頻度も高い。「今週の橋下知事」くらいか。で、今朝（3月6日）は、就任ひと月になる知事に、大阪市長がクレームというニュース。
この件に関しては、やはり太田房江前大阪府知事（どうやら準レギュラーになったらしい）に振るしかない。
太田「橋下さんはゼロベースでの見直しを訴えて4カ月の暫定予算の形をとったが、市町村から見ると、通年予算を組めないことになる。そうすると、老人医療費が上がるとか、学校に予定していた警備員さんが来ないとか、奨学金がなくなるとか、生活への影響が出てくる。バランスをどうとるかの議論が出てくると思います」
府民税の三分の一は大阪市からのものだという。平松市長が、「府がその責任を全うしないのであれば、大阪市民が納めている府民税を市に委譲させ、府と市の役割分担も改める必要がある」と声をあげる気持ちもわかる気がする。
石丸幸人「水道や教育、住宅政策を府と市の両方が手がける二重行政の問題がありますよね。ムダが叫ばれているのにどうして一本化できないのか」
太田「何年も市長と話し合ってきましたが、財務基盤が大きく違うので、黒字のほうが損するとか言って、調整に時間がかかってしまう」
鳥越俊太郎「そもそも、なぜ5兆円も借金ができたのか？」
太田「バブルがはじけた時期、政府が経済対策、景気対策を施したときに、大いに協力して道路やハコモノをつくった」
鳥越「先に借りちゃったのだから返さないといけない」
太田「次世代と負担をどう分け合うかが、橋下さんと私の違うところ。橋下さんはハードランディング、私は女らしくソフト…」
赤江珠緒「無い袖は振れない、なかなかムズカシイ状況ですね」
太田によると、「府市あわせ」（不幸せ？）ということばがあるのだとか。府民のしあわせのために、橋下には気張ってほしいところだが…。