「セレブ飲み会」流行 わいせつ逮捕や「200万でどう?」話も

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   大手広告会社博報堂の41歳と24歳の営業社員が東京都内のホテルで女性にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ容疑で逮捕された事件を取り上げた。両容疑者は、「セレブの飲み会がある」とイベントコンパニオンの30代女性を誘い、ワインに睡眠薬を入れて飲ませ、裸にしてキスをするなどした疑い。

流行ってる

   阿部祐二がイベント業者を取材した。業者によると「セレブ飲み会」と称し、ホテルのスイートルームを借りワインを飲むのが流行っている。非日常的な雰囲気がうけているとかで「80~100万円」かかる。参加者の男の年収は2000万円以上、医者や弁護士、自営業者が多い。

   阿部は「セレブ飲み会」に参加したことがあるという女性にも電話取材。女性は2週に1回ほど参加していた。飲み会は週末にあり、男5人・女5人のケースが多かった。男側参加者は広告代理店やコンサルタント会社の社員、大きな企業の社長など。女側はイベントコンパニオンや読者モデル、「タレントのたまご」が多かった。

   さらに女性は、「他の部屋2人で行かへん?」と「寝室」に誘われることもあったと明かした。最初は「10万円で」という男に「いやや」と言い続けると「200万まで」"値上がり"したことも。阿部が200万のケースの際のことを質問すると、女性は「ないですね」。誘いには乗らなかった、という毅然とした(当然の?)対応をしたそうだ。

   スタジオでは、相澤英孝・一橋大大学院教授が「本物のセレブは自分のお家でやってます」とホテルでの「セレブ飲み会」の「いかがわしさ」を指摘した。

   続いてテリー伊藤は「海沿いのホテルでやるのが流行ってる。学生もやってる」とした上で、博報堂など一部会社の社員について「あの辺のホテルなら名刺出せば割引が効くはず。多分3割引ぐらい」と推測した。

   「3割引のセレブ飲み会」。形容矛盾のようなそうでもないような存在だ。加藤浩次は、悪いのは逮捕された男たちだと強調した上で「密室になるのは女性も気をつけた方がいい」と言い添えた。

   新聞各紙の報道によると、逮捕された2人は容疑を認めているという。余罪の有無にも注目したい。

文   赤坂和郎| 似顔絵 池田マコト
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