「こういった競技で日本人が活躍するのは嬉しいですね」(小倉キャスター)。
ストックホルムで開かれているノルディックスキーのワールドカップ(W杯)距離。スプリント・クラシカル女子(1キロ)で、夏見円(29)=JR北海道=が3位と健闘し、日本で初めて表彰台にのぼった。
『とくダネ!』冒頭のオープニングトークで、以前スキーをやっていたという小倉がこの話題を取り上げ、うん蓄を傾けた。
小倉によると、過去、オリンピック、W杯を通じどうしてもメダルを手にできなかったのが、このクロスカントリー距離競技だったという。
この競技はフリーとクラシカルがあり、フリーはどういう滑り方でもいいが、クラシカルは制限があり、スキーを平行にして滑らせないといけない。それだけに大変きつい競技という。
番組は、その過酷な競技のW杯で、上位6位に残った夏見の決勝レースを放映した。
終盤4位につけていた夏見が最後の登りで追い上げ3位をキープしたままゴール。表彰台にのぼった夏見の笑顔が輝いた。
「このニュース見て、日本人の体格が良くなったと思いましたね。これはしんどい競技、体格の勝負ですからね」(桜美林大学大学院教授の諸星裕)も絶賛した。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト