事件後「隣人の話」は「ネット掲示板並」か

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   トップで、保険金目的で妻が知人に依頼して夫を殺させた容疑で逮捕、という事件を扱ったのは「三浦ケース」を意識したからか。

天秤が合ってない

   群馬県藤岡市で居酒屋を営む酒井幸子容疑者(66)が、店の常連客である田島久嗣容疑者(58)に、寝たきり状態の夫、良雄さん(当時63)殺しを持ちかけ、昨2007年7月、犯行に及んだというもの。田島容疑者は居酒屋の従業員と結婚しており、その仲人をした幸子容疑者と田島容疑者とは主従のような関係だった、と取材した吉田豪ディレクターは報告する。

   幸子容疑者には「オモテとウラの顔がありました」と吉田Dは伝えるが、「男も金も次から次」「金がなくなればポイと(男を)捨てる」という近所の人の評判や、「(夫を)やってくれる人はいないかね、と探していた」(店の客)ことからすると、オモテとウラがわかりづらい人物とも思えないが…。

   山口一臣「保険金目的といっても2000万円くらいの話で、借金がなくなる程度。リスクと得るものの天秤が合ってない」

   赤江珠緒MC「事件から240日たってからの逮捕というのは、ずいぶん慎重に捜査を進めていたのでしょうか」

   大谷昭宏「あまりにわかりやすくて、ひょっとするとヒトくせ、フタくせある事件かもしれない、じっくり固めてから、というので時間を要したのだろう」

   分かり易ければ分かり易いで、捜査陣は慎重になるのか。ハナから疑ってかかる稼業だからしかたないか。 

   赤江「幸子容疑者本人は容疑を否認しているとのことです」

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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