本日のゲストは「センセイのファン」だという相原勇。「ハッキリ言ってくれるところが好き」なのだそうだ。恭順の意を表してくる相手は懐深く受け入れるのが、日本一のフォーチュンテラーことザ・大物、細木数子大先生である。相原はしっかり身の安全を確保できたようだ。
おニャン子クラブ会員としてデビューするはずのアテが外れたり、デビュー2カ月で所属事務所が倒産したり、20歳にしてマネージャーに全財産を持ち逃げされるなど、相原の「不幸な女」エピソードが語られる。
もちろん、不幸の最たるものは元横綱Aさんとの「破局」である。ピーターパンに憧れていた相原はAさんの「ボクが君のティンカーベルになるよ」(サイズ的に無理だろbyくりぃむしちゅー・上田)という殺し文句に打たれてつきあい始めた。
芸能活動をすべて止めて親方の承認を得たり、両親に会ったりして、「結婚間近」な状態と思われた。ところが、ある日、Aさんと親しいBさんがやってきて告げたことで「結婚はできないんだ」とわかり、すべてが終わってしまった。
それ以来、Aさんとは話していないという。センセイが看破したところではBさんは小錦で、「Aさんは2人の女性とつきあっていて、相原は捨てられた」のだという。本人がとくに否定もしなかったことから、これは相原から見た真実であろうと思われる。
その後、ニューヨークに渡り、アイルランド人と結婚して幸せに暮らしている――かのように見えたが、センセイはやはり真実を見破っていた。「あなたは横綱とのことを引きずっている」。なにしろ相手はエディソン・チャンなどではなく、Aボノである。Aボノに二股かけられた悔しさは察してあまりある。
センセイによれば、相原は「泣きたい気持ちを笑いに変え、つくり笑いをしてる。痛々しい」。「悲しいときは泣きなさい。苦しみはここで吐き出して帰ってちょうだい」と諭された相原はご指示通りに涙を見せた。
「その涙はキレイだよ」。センセイでなければナカナカ言えない台詞。そして「本当の幸せをつかみなさい。あんたならできる」と勇気づけると、相原は「感謝、感謝です」と頭を下げた。
しかし、今後、もしテレビで彼女の笑みに接したとき、視聴者的にそれをどう解釈すればよいのだろうか――若干の戸惑いを残す結末ではあった。
さて、ファイナルカウントダウン中のズバリ、次回放送は――五月みどりがゲスト。またまたまたしても"壮絶人生"が明らかになるものと思われます。