「とくダネ」現地取材班が「気になった」点 ロス疑惑再燃

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   「ロス疑惑」の三浦和義容疑者(60)が、旅行先のサイパン島で逮捕された続報。今朝は、2月26日午前4時(日本時間)にロス市警の未解決殺人事件捜査班、リック・ジャクソン刑事の会見内容を中心に報じた。

新証拠の可能性は?

   番組によると、ジャクソン刑事は会見で、あらまし次のように語った。

   (1)新証拠に関してはコメントしない(2)誰が銃撃したか、目撃者についてもノーコメント(3)逮捕状は1988年に出されものだが、当時、三浦容疑者は妻を襲った容疑者の人相など詳細を供述している(4)しかし、目撃者が見た説明と三浦容疑者(の供述)とは違う。これが捜査の特記すべきところだ。

   小倉が「新たな証拠の可能性は何だと思いますか?」に、犯罪学博士の藤本哲也氏は

   (1)DNA鑑定(2)実行犯の証言(3)凶器の発見、を挙げた。

   また、現地で取材している磯島ディレクターによると、このほかロス市警が説明したなかで、次の点が気になったという。

   それは「三浦容疑者が、米国に頻繁に出入国を繰り返すことで逮捕リストの中で注目を浴びるようになり、今回の逮捕を後押しするきっかけになった」というコメント。

   三浦容疑者はこれまで頻繁にサイパン島を訪れ、昨2007年12月にはサンゼルスにも行っているという。「逮捕を後押しするきっかけ」とは何だろうか?

   「2年前から精力的に捜査してきた」(ジャクソン刑事)からには、出入国の回数、入国後の行動のすべてをチェックしているはず。

   三浦容疑者が出入国を繰り返す中で、逮捕の決め手になる「誰か」と接触していた可能性を示唆しているのか…。

   藤本氏によると、アメリカでは「新証拠は、起訴するかどうか決める大陪審で出されることが普通。今の段階では出さない」という。真相がわかるのはまだ先のようだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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