新聞の抜き読み「新聞キョーミ新新」で、コメント陣の口数が一番だったのは、国の借金がついに838兆円になったという記事(日経)。
きのう(2月25日)の財務省発表なのだが、国債や借入金など「国の借金」が2007年末で838兆50億円になった。昨年9月末に比べて4兆円も増えて、過去最大となった。国民1人あたりにすると約656万円で、3カ月間で約3万円増えたんだと。冗談じゃねぇ。
みのもんたは「もう、減る傾向はないんでしょう?」と、やや無責任ないい方。
寺脇研は「減らそうとしないから減らない。減らすためにはどこかで我慢しなくてはいけないのに、道路を作るわ、年金につぎ込むわ」
みの「大阪は破綻一歩手前で、経理操作で救われてる。国の破綻というのはないの?」
寺脇「国を破綻させたら終わっちゃうから」
みの「破綻させないから、毎年何十兆円と借金が増えていく」
寺脇「次の世代へ先送りしているんですよ。息子が返す。返せなければ孫が…」
宮内正英は「背伸びしないでいいよ。身の丈でいいじゃないか」
三屋裕子「大阪の橋下さんが言ってるじゃないですか。歳入の分だけ歳出するって。借金かかえてまで道路作ることない」
その通り。道路なんて、「子孫のために」なんていいながら作ってるが、実際は孫の財布に手を突っ込んでる。それじゃ孫の金の先食いじゃないか。孫が作りたいと思ったら孫が作ればいいんだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト