心がほっこりするようないい話をあなたに。
そんなコンセプトで制作されている「いいはなシーサー」(テレビ朝日系)。司会は、BEGINの比嘉栄昇と相田翔子だ。今回のゲストはMEGUMIと石井竜也だった。
この番組は、全国の人々の心暖まるいい話を聞き、ゲストがいい話をして進んでいく。のんびりとした雰囲気のスタジオで行われ、騒がしいバラエティが多い現在、一線を画す心暖まるバラエティだ。
今回のゲストのMEGUMIのいい話は、母の優しさがテーマ。MEGUMIは母ひとり、子ひとりの家庭に育った。その母は物事を否定せず、娘のやりたいことを全てやらせてくれる母親であった。
しかし、その母親が1度だけ娘に反対したことがあった。高校在学中のMEGUMIは歌手になるためニューヨーク(NY)に行きたいと言い出したが、母親は真っ向から反対。険悪な雰囲気のなか、旅立ちの前日、母は娘にそっと30万円入りの封筒を渡し、「頑張って行ってきなさい」と声を掛ける。娘のためにコツコツ貯めていたお金だったようだ。
いい話というのは、人と人とのふれ合いの中で生まれるようで、人の優しさ、人の思いやりなど、生きていく上で大切なモノを教えてくれる。そんないい話にスタジオが涙で包まれることもしばしばだ。
この番組を観たあと、穏やかに眠りにつくことができるのは心が温まったから!? あなたも、いい話を聞いて心をほっこりさせてみてはいかがだろうか、また、あなた自身のいい話があったら誰かに話してみてはいかがだろうか。
文
ドリーマーズ・ハイ