小倉キャスターのオープニングトークもう一つの話題は、2006年に6年ぶりに増加したのも束の間、07年また減少に転じた出生数を取り上げた。
ひところ盛んにいわれた出産・育児をサポートする出産休暇、育児休暇や保育所の充実など少子化対策。最近はさっぱり話題にのぼらないと思ったら案の定、あと戻りか。
きのう(2月20日)厚生労働省が発表した人口動態統計の速報によると、07年に生まれた日本人の子どもの総数は06年よりも1341人少ない112万937人だった。
減少の背景は、団塊ジュニアの子ども達が30歳代後半に達し、出産年齢からやや上にいった結果という。
一人の女性が産む子どもの数をあらわす合計特殊出生率は06年の1.32から1.33に回復するとみられているが、出生数から死亡数を差し引いた人口の「自然増加」はわずか1445人となった。
小倉は「1億2000万人ぐらいの人口で、自然増が1445人では増えないも同然。若い人にかかる負担はますます大変になってくるということですね」と。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト