目的は「国の安全保障」か「年収2000万」天下り先確保か

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   「国の安全保障上、必要」として、冬柴大臣を先頭に国交省が提案を急ぐ「空港整備法改正案」、いわゆる「外資規制法案」が、実は国交省の天下り先、確保が本音ではないか、という議論を取り上げた。

OB全員やめますというのが本来

   この「外資規制法案」については、渡辺金融、大田経済財政、岸田規制緩和の3担当相が「世界中から対日投資促進を、という国家戦略に真っ向から反する」と、公然と異論を唱え、「閣内分裂」の印象。佐藤ゆかり衆院議員、世耕弘成、山本一太参院議員らも反対の声を上げている。

   さらに、国交省には天下り先を放したくない狙いもあるのでは、と憶測を呼んでいるのだ。

   小木逸平が、国交省から成田国際空港会社の役人リストを見せる。国交省天下りがズラリ。各人の年収は2000万円を超えるという。

   村田晃嗣「この問題は福田内閣の特徴が象徴的に出ている。改革なのか、それとも歯止めをかけるのか、ハッキリしない性格がよく表れている。外資規制と天下りとは別だと思うし、中には優秀で適材適所のOBもいるだろうけど、ここまでOBが占めている理由を十分説明することは難しい」

   大谷昭宏「簡単な話だ。安全保障のため外資規制させてください、疑われるなら、OBを全部、外しますと言えばいい。私たちがやめて国の安全が担保されるなら、全員やめますというのが本来、官僚のあるべき姿でしょう」

   山口一臣「最近の永田町の議論を聞いていると、みんなウラがありそうだ。安全保障と言われてもウソに聞こえる」

   村田「この局長ならこのポストというような指定ポストはやめてもらいたい。局長が全部、優秀ではないのだから」

   大谷「冬柴さんダメだよ。この間のマッサージチェアやタオルセットのことにしても、官僚のいうことばかり聞いている」

   いやー、盛り上がった。どうします、冬柴さん?

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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