「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」は、日本テレビ系のバラエティ番組だ。1989に番組がスタートしてからその番組内容はほとんど変わっていないにも関わらず、ダウンタウンの過激なトークやわけの分からない企画の数々はいつ見ても新鮮な笑いを提供してくれる。
1月20日はガキの使い大新年会の模様を放送。
冒頭部、ピカデリー梅田と呼ばれる老人がメンバーの今年の運勢を占っていく。ここでピカデリー梅田の狙いは昨2007年に離婚したばかりのココリコ・遠藤に。実は遠藤、大晦日に放送されたガキの使いスペシャルでは元妻・千秋と共演してラブラブな様子を見せていたのだが、収録の次の日に離婚を言い渡されたのだという。ピカデリー梅田の「千秋にいつものやつ言ってやれ!」の一言に、苦笑いしながらも「千秋、愛してる!」と叫ぶ遠藤。その直後のメンバーの「復縁もあるかもしれんしな・・・」というフォローに思わず笑ってしまった。
続いて未来のブレイク芸人を発掘する「山-1グランプリ」が開催される。
多くの新人芸人がダウンタウンらレギュラー陣の前でネタを披露する。是非注目したいのがオカルト女芸人鳥居みゆきだ。登場するやいなや意味不明の言葉を叫び踊りだす鳥居にダウンタウンもちょっと引き気味? 途中でいきなり踊りを止めたかと思うと唐突に紙芝居を始める鳥居。この不気味さがウケる秘訣なのだろうか・・・少々呆気に取られた様子の審査委員長・山崎邦正が出した点数は20点中16点。やはり素人にはわからない面白さがあるのか!?と思いきや、高得点の理由は「低い点数つけて逆恨みされるのも怖いから」だそうだ。
最近面白い深夜バラエティはすぐゴールデン進出、という流れが出来上がっている。しかし、ガキの使いの面白さは「深夜番組だからこそ」のものだと思う。たった30分の放送ながら満足感はたっぷりだ。日曜日の深夜、思いっきり笑って1週間分のエネルギー補充としてみてはいかがだろうか。