3歳児ヘリで救助 福島社民党首「道路より病院」

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   昨日(1月22日)は、9カ月(当時)の女児が卵巣を執刀医に誤摘出されてしまった悲劇を報じたが、今朝は一転、連係プレーで3歳の男児が無事生還した明るい話題。命を助ける人間の対応でこうも違うとは!!

ほんとによかった

   無事に生還したのは、愛知県田原市の会社員、玉越立佳さん(42)の長男、光ちゃん(3)。同県設楽町の母親の実家に里帰りしていた正月2日午前9時半ごろ、家の前で雪遊びをしていたところ、氷に覆われた用水池に落ち溺れた。

   光ちゃんの姿が見えないのに気付いた立佳さんが、用水池で溺れているのを見つけ救助した。この間30分心肺停止状態だったという。

   通報を受けた消防設楽分署では、立佳さんに心臓マッサージと人工呼吸を指示したのが奏功、意識は失ったままだが、間もなく自発呼吸を始めたという。

   しかし場所は山間地で、救急車による搬送では時間がかかる。ところが愛知県のドクターヘリは他の救急患者を搬送中で使えない。そこで静岡県のドクターヘリが対応し、静岡県立こども病院に搬送した。この連係プレーも良かった。

   まず設楽分署の山口光章署長が「今回は、早期の人工呼吸心臓マッサージが行われ、心拍再開、呼吸再開できたのにつきる」。

   また、不幸中の幸いというのか、信じられないことだが、氷の張った池に落ちたのも良かったらしい。医師によると、長期心停止で助かっている人は、冷たい水に落ちた人が多いという。

   搬送された静岡県立こども病院では、光ちゃんを3日間、体温を33度から34度に維持する『脳低温療法』で治療。光ちゃんは4日後に意識を取り戻した。

   「目を覚ました時、ボクと妻を眼で追ったので、アッ分っていると思い嬉しかった」(立佳さん)。そして、光ちゃんが最初に言った言葉が「おうちに帰りたい」。

   みのは「ほんとによかった、神様に感謝ですね。道路を作るのもいいが、病院に直結する道路とか、ヘリポートを作るとか・・・」。これにコメンテーターの社民党党首、福島瑞穂が「道路作るより病院を廃止しないでくれですよ」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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