牛肉など相次ぐ偽装表示が発覚、2カ月間営業を自粛していた民事再生手続き中の『船場吉兆』。『朝ズバッ!』は、昨日(1月22日)営業再開した同店を取材した。
玄関口に和服姿で姿を現した"ささやき女将"こと湯木佐知子新社長(70)。集まった報道陣を前に「大変ご迷惑をおかけしました」と深々と頭を下げた。
この日、同店を訪れたのは66人。ほとんどが常連客ばかり。その1人、「二重かご弁当」(6930円)のランチを食べたというタレントの河内家菊水丸さんは「女将は各お客のテーブルを回って、記念写真を撮っていたようです」。
また、店から出てきた常連客らしい年配の客は、"偽装なし料理"にご満悦?だったのか、「おいしかった。伝統を大事にせなあかん。キミら潰しちゃあかんで」と余計なことを。
この日のメニューはランチが「3500円から3万2000円」、ディナーは「予算に応じて」ということだったらしい。
みのはまず「3万2000円のランチを食べにくる客、大変な格差を感じますね。どういう人ですかね。ほとんどが仮払いかもしれませんがね・・・」と皮肉を。
続けてみのがムッとした表情で「どこかの社長かもしれませんが、『キミら潰しちゃいかんゾ』と言っていました。(報道陣は)潰すために来ているんじゃないんです。この人に一言いっておきたい」。
失った信頼をどう取り戻すか湯木新社長の手腕にかかっているようだが、新装開店じゃあるまいに、「記念写真」とはどういう発想なのか・・・
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト