高齢の親虐待「懲役1年以下」は「軽い」か

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   次はゴミ屋敷の中に85歳の父親を閉じ込め、病院にも連れて行かない43歳の長女の話だ。

「以下」ばっかりでいいのでしょうかね

   警視庁は昨日(1月21日)、高齢者虐待防止法による立ち入り調査を拒否したとして無職の岸田澄江容疑者=東京・西東京市=を同法違反の現行犯で逮捕した。

   2006年から施行されたこの高齢者虐待防止法による逮捕者は、全国でも初めてという。

   番組は、岸田容疑者の自宅を直撃した。門扉から玄関までうず高く積まれたゴミの山。ほとんどが市販のペットフードの空き缶ばかりで、飼っているネコのえさ用という。

   3年前から弟(40)が心配し、家を訪れたり電話をしたりするが、岸田容疑者は家には上げない、電話は取り次がない始末。結局、窓から顔を出す父親を見て帰っていたという。

   しかし最近、顔を見せなくなった父親を心配し、安否確認のため先週18日、市職員に弟と警察官が同行して立ち入り調査に踏み切った。

   父親は、38度の熱があり衰弱しているが、命に別条はないという。

   みのは、「2006年4月1日から施行の高齢者虐待防止法。違反すると1年以下の懲役、100万円以下の罰金。『以下』ばっかりでいいのでしょうかね」。スポーツプロデューサーの三屋裕子も「敬老の精神、日本はどうなっちゃったんですかね」と絶句。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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