競馬予想はずし 「ほしのあき」なら許しちゃう?(みんなのウマ倶楽部)

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   『みんなのウマ倶楽部』は2008年に入ってから始まったばかりの競馬バラエティ番組である。今年のJRAのテーマ「CLUB KEIBA」に沿うかのように、競馬通も競馬初心者も競馬に興味がない人も、みんなで競馬を楽しもうという番組である。フジテレビで放送中だ。

   この番組の一番の見どころは、現役の競馬記者6人が日曜日のメインレースの予想をする「予想バトル」コーナー。競馬記者6人はそれぞれ異なるスポーツ紙に所属しており、かつ「結果」を出している腕利きの記者たちだ。それぞれ自分の予想にはかなりの自信をもっているようで、激しい討論となる。データ重視、長年の勘、穴狙いの記者などそれぞれ特徴があり、自分好みの記者を見つけるのも面白い。

   ちなみに、今回は1月13日の中山競馬場で行われた「ガーネットステークス(GIII)」を予想したが、全員見事ハズレという笑えない結果に終わってしまった。

   他のコーナーとして、ジョッキーが自分の好きなスイーツを披露し、それを競馬初心者のMCほしのあきと、同じく初心者のアシスタント木下優樹菜が競馬にまつわるクイズに挑戦、当たった方が食べられるというのがある。今回の問題の答えは「ハロン棒」であったが、ほしのが「トゥエルブポール」、木下が「トーテンポール」という謎の答えを出した。果たしてこの2人が競馬上級者になる日はくるのだろうか!?

   さらに、この番組は日曜15時からの『みんなのケイバ』とリンクしている。「予想バトル」の結果も紹介され、生中継のレース結果と照らし合わすことができる仕組みとなっている。両方見ることで競馬の楽しみ方が増えそうだ。

   昨2007年は、注目されるレースで100円が974万円になるほどの馬券が飛び出した。競馬好きの人もそうではない人も、この番組を参考にして一攫(かく)千金を夢見るのも悪くなさそうだ。

文   ドリーマーズ・ハイ
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