温かいビールというのがある、と佐々木亮太がレポート。出しているのは、キリンビール横浜工場にある「スプリング・バレー」。
小さなガラスのカップだから、見たところはアイス・コーヒーに泡が浮いている感じ。添えられているのが砂糖のブロックとシナモン・スティック。ただし、ものは温かい。
「あれ? ビール?」と首を傾げる佐々木。嗅いでみて「香りが全然違う」。一口飲んで「苦みがなく、炭酸もない。コクが残って、ビールの味がしました」。ただ、がぶっとやったので「やけどしました」
次に砂糖を入れると、泡が立った。シナモンでかきまわして、こんどはゆっくりと飲む。「コーヒーに近い感覚ですね。ケーキに合うかも」
これ実は、一番絞りの黒ビール。家庭で楽しむには、電子レンジで約1分暖めて、50度Cくらいで、とキリンではいう。今後はデザートにかけるとかも考えていて、いまは、コクを残すために黒ビールだが、普通のビールでも試みるという。
スタジオに戻っても、みんな半信半疑の表情。赤江珠緒が「暖まるんですか?」
佐々木は「ぼくは弱い方なので、酔ってしまいましたが、冷たいものよりはアルコールはとんでいる」。
こういう場合、コメンテーターの前にモノが出てくるものだが、なぜか出てこない。お話だけだから、みんな声もナシ。ただただ不思議そうな顔ばかりだ。
「飲んでみたいですね」と赤江が寂しそうにポツリ。
やっぱり飲んで見せなくちゃ盛り上がらないよ、キリンビールさん。