初日の復調発進を思わせる豪快な投げが、一転2日目は土俵外へ頭から突っ込むぶざまな負けっぷり。今朝(1月15日)のスポーツ各紙は、2日目にして早くも黒星の朝青龍を1面トップで大きく取り上げた。
今朝の『朝ズバッ!』は、そのスポーツ各紙が知恵を絞った?見出し表現にスポットを当てた。
東京中日スポーツ『屈辱 尻見せ吹き飛ばされた朝青龍』
デイリースポーツ『すっきりした―痛快ズッコケ朝青』
サンケイスポーツ『後ろ向き土俵下に叩き落とされた朝青 ぶざま』
スポーツニッポン『転落!!はいつくばった朝青』
日刊スポーツ『悪態ごと吹き飛んだ朝青 惨敗』
見出しをつくる側を代表し、番組コメンテーターの宮内正英スポーツニッポン東京本社編集局長は「昨日はずいぶん社内で議論したのですが、時間がたつにしたがって感情が入り、言葉が厳しくなっていった」とか。
この厳しい見出し表現は、ファンの「ざま~みろだよ。相撲道をなめちゃいけない」というコメントをある意味、代弁したのかも。
それにしても、あっぱれ稀勢の里の方は1面の見出しに名前なし。「稀勢の里の"稀"ぐらい出してほしかった」(みの)のだが、各紙溜飲を下げるのに興奮、気づかなかったか。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト