青森母子3人殺害 「保護されるべき」長男個人情報とは

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   青森県八戸市で母子3人が刺殺された事件では、銃刀法違反で逮捕された長男が殺害を認めている。

個人情報の問題があって…

   そこで本日は事件の全容解明に向けて、ワイドショーらしい情報が特盛り。「大変に気になる話を聞くことができました」と、とくダネ!調査員の平野早苗が胸を張る。

   まずVTRのインタビューで、近所の人が伝えるところでは、長男は小学生の時、大好きだったお父さんが覚せい剤がらみで逮捕、手錠をかけられ連行されるのを目の当たりに。

   「(長男が)精神不安定になったのはその影響もあるのでは」と母親は話していたそうだ。数年前に父母は離婚したが、長男は変わらず父親が好きで、両方の家を行ったり来たり。

   「じつは母親は――お酒好きなのか――朝から酒を飲んで、昼頃には足がふらついていることがあった」と平野。長男はそんな母親に対して複雑な思いをいだいていたという。

   司会の小倉智昭は「いまは個人情報の問題なんかがあって、奥歯にものが挟まった言い方しかできないんですけど…」。いままで気がつかなかったが、この番組や小倉は、報道対象の個人情報やプライバシーに充分配慮しているのである。

   しかし、「家庭環境にかわいそうな部分もある」「罪を憎んで人を憎まず」と長男に同情的な趣旨のもと、「お父さんが手錠をかけられる状況が、どうやら何回かあった…」「生活保護を受けていた」など、不確かなプライバシーを積極的に公開していた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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