「"不倫激白"告白本『姫の告白』 SEXYコスプレで登場」。こんなタイトルの出版サイン会案内状がTBSに送られてきた。
そのサイン会が昨日(1月10日)、東京・大手町のオアゾビル内「丸善特設会場」で行われた。「不倫激白」に「姫」とくれば、昨年の2007年秋、週刊誌に不倫を暴露されたあの姫井由美子参院議員(48)。「やっぱり本当だったのか」とマスコミは動く。
みのも「取材に行きました。そのまんまお見せしますので、次の選挙でどう判断するかはお任せします」と取り上げた。
サイン会開始30分前、すでに200人ほどが列を作り待っている。で、本人がピンク色のハッピ姿で登場。ハッピを脱いだものの、下は黒地のTシャツで、胸のところに大きくピンクで『姫』の文字。
間髪をいれず、男の声で「やー、セクシーですね」。皮肉か?いやサクラかも?と思っていたら案の定、女性リポーターが「セクシーコスプレということで期待してきた人も多いかと思うが?」と、対決の構え。
やはり、この手のインタビューは女性に限る。以下、リポーターと姫井のやり取り。「不倫はあったのですね?」「本を読んで頂ければわかります」「あったと解釈できますけど、それでいいんですね」「....」。
結局、不倫の有無はグレーのまま。それではと、みのが『姫の告白』に書かれた一部分をフリップに書き写して見せてくれた。
『夢を追う方に「恋愛感情」を持つことは、一般的女性なら誰もが憧れることではないでしょうか。今回噂になった方に出会い、惹かれたことは後悔していません』
まっ、不倫の有無などはどうでもいい。問題は、当選したばかりの新人議員にとって今は見習い期間中。国政そっちのけで出版社と結託?し、不倫騒動を逆手にとった名状しがたいやり方。
元宮城県知事の浅野史郎がやや女性に甘いのか、「本を書くのはいいとして、ビックリしたのは案内状。姫井さんも知ってのうえでしょうから『やめて下さい』と言うべきなのに・・・」。
TBS解説委員の杉尾秀哉はもっと手厳しく「今日は半世紀ぶりに衆議院本会議で(給油支援特措法案が)再可決される節目の日。どういう日か分っているはず。これでいいんですかね」。