北京五輪取材 適任は小倉なのか

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   年が明けてからというもの、取り立てて物議をかもすような事件(と報道)はなく、本日のコメンテイターも、ブツブツと社説つぶやき系の竹田圭吾・ニューズウィーク日本版編集長がメインで、面白くはない。

毎日アピールしてますよ

   そうなると、イヤでも司会の小倉の発言を取り上げるしかない。番組もこのコラムも、なんだかんだ最後に頼るところはやはり大黒柱なんであろう。

   さて、今夏オリンピックが開かれる中国・北京リポート(大気汚染と食の不安)の長いVTRを見た小倉は言う。「僕は思いました。前途洋々の若者を(北京五輪の取材に)行かせるわけにいかない」

   「先の短い私が行ったほうがいいでしょう!」。愉快そうに破顔一笑する小倉。このところ、小倉は連日のように「北京五輪を取材したい」と訴え続けている。そんな内輪ネタを毎日のように聞かされても、視聴者的にうんざりするだけだが…。

   「毎日アピールしてますよ」と佐々木恭子アナも一応突っ込むが、そこに批判精神はほとんどない。視聴者のガス抜きにもならない狎れた調子、「サザエさん」で言えばフネが「あらあらお父さん、また飲んじゃってしょうがないわねえ」と言ってる程度である。

   番組終了説、降板説も取りざたされる小倉だが、少なくとも今夏までは、とくダネ!家の家長の座は安泰のようだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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