「紅白」の意外な楽しみ方

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   紅白といえば「大物」に蹴られるのが慣例となっている。そして、サプライズがなかった――。例年、耳にクラーケンができるほど聞く台詞だが、よく考えてみると、毎年毎年大物が出演したのでは、"意外な大物"はすぐに底をつく。従って、彼らは数年に一度登場するぐらいでちょうどいいのだ。

今回の司会、「寿司屋のタバコ」

   それよりも批判すべきは司会者だろう。もともとSMAPフルメンバーが司会をつとめると噂されていたが、フタを開けてみれば、紅白出場歌手でもある倖田來未との熱愛が報じられた中居正広(紅組)と笑福亭鶴瓶(白組)。

   NHKは、その年最大最高の音楽イベントにして、約4時間半の長丁場のテレビ番組を、世界仰天ニュースのVTRを垂れ流す1時間プログラムと勘違いしてしまったようだ。

   せっかくの「歌の力」も、ダミ声コーラスのおまけつきでは雲散霧消。高級寿司店でタバコと一緒に寿司をつまむようなものだ。これだけはミスキャストと言いたい。

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