生議論勝ったのは誰? 橋下、梅田、熊谷(府知事選バトル<上>)

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   話題の大阪府知事選。3人の立候補予定者が大阪のスタジオに顔をそろえて、小木逸平の司会、大谷昭宏立ち会いで初のテレビバトルを展開した。

なんでこうなった?

   梅田章二(57)弁護士、2度目の出馬、共産推薦
   橋下徹(38)タレント・弁護士、自民推薦予定
   熊谷貞俊(62)阪大大学院教授、ロボットの権威、民主・国民新党推薦

   小木が橋下に「自民推薦予定?」「公明は?」と聞いた。

   「この2、3週間政策協議を続けてきて、わたしの政策への支持をとりつけた。公明は支持(推薦ではなく)になる」

次にどんな府政にしたいのか、をフリップで

   熊谷「府民の生活が第一 大大阪再興」
   橋下「無駄づかいストップ 人への投資」
   梅田「ムダ・不正ゼロ くらし優先」

   大谷「そもそも太田府政をどう見るのか。熊谷さんは太田府政を引き継ぐ?」
   熊谷「方向性としての産業振興と一人ひとりの生活向上への努力は、評価している」
   梅田「大阪湾埋め立て、山を崩すなどなど、むだな投資の継承ではないか」

   ここで東京から、大阪のワースト・データを提示した。

      完全失業率 2位
      離婚率   2位
      出生率   4位
      被生活保護世帯 1位

   橋下は「失業率とか経済の生産性を行政が主体的に上げるなんて不可能。所得を上げるのではなく、かかる経費を下げていく。これによって活力をあげるプラン。個人のがんばりにもよるので、そこを積極的にサポートする」

   大谷「数字はみんなケツから何番目。なんでこうなった?」
   熊谷「ワーキング・プアが一番の問題。知恵と技術力で利益率をあげること」
   橋下「東京を目指したのが間違い。大阪は大阪の特徴をだすこと。人への投資がなかった」

(府知事選バトル<下>へ続く)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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