「夫バラバラ」被告は結婚後も不倫したのか

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   渋谷の夫バラバラ(セレブ外資系高給・高級マンション)殺人の背景には夫のDVがあったが、その背景には被告の"不倫"があったとされてきた。

新たなことは出てきた?

   DVの存在は検察・弁護側双方とも認めているが、クリスマスの昨日25日に開かれた第2回公判では、被告の"不倫"相手と目される男性「A氏」が出廷。「大村君、新たなことが出てきましたか?」と司会の小倉智昭も興味津々でリポーターの大村正樹に問いかける。

   番組(と大村)によると、1998年、「A氏」は被告と交際しはじめた。翌99年3月から2003年8月まで、被告が住んだ世田谷区野沢のマンションの家賃16万5000円を毎月支払っている。この間の03年3月、被告は殺害された夫と結婚し、03年の8月に2人で武蔵小山の新居に引っ越した。別の報道によれば、02年12月ごろから野沢のマンションで夫と同棲していたそうだ。

   被告の結婚を知った後、もしくは引っ越した後は肉体関係はなかった、とA氏は明言する(1~2ヶ月に1回程度ランチをともにしたり、被告からの電話を受けたりすることはあった)。そこでA氏が結婚をいつ知ったか――あるいは被告がいつ知らせたか――は大問題である。とくダネ!は「03年11月」と勝手に断定していたが、これは検察側主張の引き写し。

   別の情報によると、A氏は弁護側の質問に対して、(結婚直後の)3月だったか、11月だったかはっきりしないと証言しており、記憶は曖昧である。また、04年12月に2人で旅行した以後、肉体関係があったかもハッキリしないそうだ。

   結局のところ、被告とA氏の不倫関係は、この番組はじめワイドショーが半ば既定事実化してきたほど明白ではない――というのが、公判で新たにわかった事実であった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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