みの、韓国に感激 「おかげ様」で日本もやり直し

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   クウェートを中心に中東にはめっぽう甘く、日本や韓国には厳しい笛が鳴り響く「中東の笛」というのがあるそうだ。審判がこの"魔法の笛"を駆使したハンドボール北京五輪アジア予選に待ったがかかった。

どれだけの大金を拠出したと・・・

   アンフェアな判定に対し、日本と韓国が予選やり直しを要請していたことについて国際ハンドボール連盟(IHF)は12月18日、今年8月と9月に行われた男女の五輪アジア予選のやり直しを決めたのである。

   『朝ズバッ!』は、そのアンフェアぶりをVTRで一部再現した。9月に行われた五輪アジア予選男子、日本vsクウェート戦、審判はイラン人2人。

   クウェート選手によるブロッキング(相手の進行を邪魔する行為)やホールディング(相手プレーヤーの腕、手を捕まえる行為)が続出しても甘い判定、日本選手が同じ行為をすると笛が鳴り一回で退場。結局、29対27で惜敗。日本は予選3位となり北京五輪への出場を逃した。

   スポーツ競技の場で、何故アンフェアな「中東の笛」がまかり通るのか?

   ハンドボールはクウェートでは国技級の人気スポーツ。アジアハンドボール連盟会長はクウェート出身の王族、シェーク・アーマド。同連盟本部もクウェートにあり、中東諸国で要職を占めているという。

   日本ハンドボール協会の市原則之副会長は「ひどい時にはアーマド自身が(競技の場に)下りてきてレフェリーを替えたり、抗議したりしていた」というほど。

   そこで、みのが持ち出したのは、イラクのサダム・フセインによるクウェート侵攻を機に勃発した1991年1月の湾岸戦争。日本は総額130億ドルを支援した。

   みのは「どれだけの大金を拠出したと思っていますか?ありがとうの新聞広告を出したが、日本の名前はなかったんですから。そういうことを忘れちゃいけないんだ、我々は」と、ここぞとばかり吠えまくった。

   最後にみのは、今回のIHFへの要請が韓国主導で行われたことに、ことのほか感激を示した。日本は国際競技の場ではあまり主張せず、弱腰が目立つのを、暗に批判したのかも。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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