サッカー浦和、健闘?完敗? ミラン応援日本人「けしからん」か

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   番組冒頭は、きのう(2007年12月13日)のサッカー、クラブ・ワールドカップ準決勝で浦和レッズがACミラン(イタリア)に0対1で惜敗した模様を報じた。ACミランは名門チームで数々のスター選手を抱る欧州王者だ。

阪神よりヤンキース、みたいな

   スタジオでスポーツ新聞各紙をざっと紹介。欧州チャンピョンを慌てさせた、本気にさせた、と肯定的に受け止める見出しから、世界の壁崩せなかった、やられた、とやや否定的見解もあった。番組VTRの試合総括ナレーションは「ゲームを支配したのはミラン」。

   サッカー好きの加藤浩次は「力の差、明らかにあるけど、それでも勝ってほしかった」と「壁」の厚さを認めた。重視するのは点差なのか、ボール支配率なのかなど様々な見方があるのだろう。

   スタジオ内の論点は、ミランに対する観客の反応が「完全アウェー」でなかったことに移った。一般的に「ホーム」なら応援歓声でプレイに勢いがでて、「アウェー」ならブーイングなどで萎縮効果もある、審判の判定に微妙な影響を与えることもある、などとされる。試合会場は横浜で、「アジア・日本代表」の浦和への応援が圧倒的でしかるべきなのにミランへの応援もかなりあったことへ加藤が疑問を呈した。

   「(ミランに対し)完全アウェーにしてやりたかったですけど」「日本でやってんですから」

   会場の報告では、ミランのユニフォームを着て応援する人たちも少なくなく、ミランの中心選手カカがボールに絡むと、応援する歓声がかなり大きく挙がったことが指摘された。

   テリー伊藤は「スター選手いるからね」、八代英輝弁護士も「たまにしか(日本へ)来てくれないし、(応援する)気持ちは分かる」。テリーはさらに、普段浦和以外のJリーグチームを応援しているファン心理について「阪神(応援する)より(大リーグ)ヤンキース、みたいな、ね」と解説した。

   当面、浦和には3位決定戦でがんばってほしい。

文   赤坂和郎| 似顔絵 池田マコト
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