「2万%でも、何%でもありえません」などと完全否定していた、弁護士の橋下徹氏(38)。が、一転して昨日(12日)、大阪府知事選へ自民党の推薦で立候補を表明した。
折しも『’07今年の漢字』に『偽』が発表された。大阪府民は、『偽』でスタートした橋下氏をどう判断するか、また一つ注目の選挙が・・・
府知事選ですでに立候補を決めているのは共産党推薦の弁護士、梅田章二氏(57)。民主党は大阪大学大学院教授の熊谷貞俊氏(62)を推薦する方向で調整中という。
そこで司会のみのが「(橋下氏以外の)2人は、あんまり報道されていませんね。この違いはどうですかね?」。
この問いにジャーナリストの蔦信彦が「やっぱりタレントさんということでしょうかね。38歳の弁護士というだけだったら立候補しないでしょうし、自民等も推薦しなかったでしょう」。
橋下氏の『偽』について、蔦は「最初から『嘘と思われても仕方がない』というのはチョッとね」。
橋下氏は昨日の会見で「(取材があった)あの時点では(テレビ局などの)仕事の調整ができていなかったので出馬しないと発言した」と釈明している。
しかし、ついた嘘が「仕事をほっぽり出すような人間が行政のトップなんて立てるわけない」「出ません。大体、ボクは(山口母子殺害事件弁護団の懲戒に絡んだ訴訟の)被告ですから。被告が出馬できますか?」。
いずれも、嘘の内容が"もっともな事実”に基づいており、この点も無視もできなさそう。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト