ホンダの人型ロボット「ASIMO(アシモ)」4代目を番組は取り上げた。新アシモは、歩行中に人と対向すると体を横に向け「お先にお通り下さい」と道を譲る。また、1台のアシモがお茶を運ぶ際の様子の映像もあった。1台ではもてない量のカップがある場合、別の1台が「空気を読んで」手伝いに来て残ったカップを運んでいた。無線で「その場の空気」をやりとりするのだそうだ。
加藤浩次は「すごいですね。空気も読める」と感心した様子だ。しかし、テリー伊藤の関心はもっと先にあった。テリーは2016年の東京オリンピック開催が決定する前提で、「レインボーブリッジの上を(ロボットが)飛んで着地して、人間と握手して聖火を渡す。確実にやります」と「確実にやります」を3回繰り返して実現性を強調した。
テリーは「いろんな所からアイデアが来てる」と、決して個人的な思いつきではない、と主張した。合わせて、東京への2016年オリンピック招致について「是非よろしくお願いします」と付け加えていた。
確かにロボットが空を飛んで、その後着地する場面は見てみたい。ただ、別に飛ぶのはレインボーブリッジの上じゃなくていいし、聖火持ってなくていいけど。案外、空を飛んだロボットは聖火の代わりに「2024年東京オリンピック招致へGO」みたいな「のぼり」を持っているかも知れない。空気を読んで・・・
文
赤坂和郎| 似顔絵 池田マコト