船場吉兆ママ残留 みの「甘い!通用しない!!」

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   昨日(12月10日)出直しの謝罪会見を行った船場吉兆に、憤慨したみのが「前代未聞の会見。通用しないと思いますよ」と、先行き“凶兆”を予言?した。

心から謝罪していない

   記者会見は昨日朝、同社が会社の責任を全面的に認めた改善報告書を農水省近畿農政局に提出したあと行われた。出席したのは、創業者の故・湯木貞一氏の3女、湯木佐知子取締役(70)と佐知子取締役の長男で不正を主導した喜久郎取締役(45)の2人。

   まずは改善報告書。「期日の不当表示」「ラベルの張り替え」「原材料の不適切な表示」「牛肉など産地の偽装」など新たに確認された27品目を加えると、不正は44品目に及びほぼ全品。

   佐知子取締役は会見冒頭で、「食品の安全に対する信頼を裏切ったことを深くお詫びします」と、喜久郎取締役とともに深々と頭を下げたのだが・・・。

   このあと記者の質問に喜久郎取締役は、母親に耳打ちされてやっと答えるありさま。以下、親子会見のてん末。

   記者 「欺く気持ちがあって欺いたのか、思い至らなくて欺いたのかどっちなのか?」

   <隣の佐知子取締役が耳打ち「思い至らなくて・・・結果的に」>

   喜久郎取締役「思い至らなくて,結果的に欺いたということです」

   記者 「(偽装はパート従業員の独断と)何で誤った説明をしたのか?」

   <ここでも佐知子取締役が「頭が真っ白になって・・・責任逃れの発言をしてしまいました」と耳打ち>

   喜久郎取締役「頭が真っ白になって責任逃れの発言をしてしまいました」

   同社は、喜久郎と2男の尚次の両取締役が退任。佐知子取締役が役員に残り、食品販売から撤退、料亭の再開を目指すという。

   みのが、まず憤慨したのは佐知子取締役の役員残留。「私は残りますという精神がどうかしている。この辺の甘さがこれからどう出るかですよね。通用しないと思いますよ」。

   さらに、みのは「長男が下向いているのを、母親が『こう言いなさい』『ああ言いなさい』と指示している。これをマイクロフォンが全部拾っている。前代未聞の会見ですよ。心から謝罪していない」と、憤慨がなかなかおさまらなかった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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