自己中というのかKYというのか、難題をふっかけて先生方を悩ますモンスターペアレント。埼玉県の公立中学でとうとう先生につかみかかったというので逮捕された。
顛末はこうだ。
・ ある生徒が、昼食を教室で食べるようにと注意された。教師は3人。
・ これに怒った父親(36)が母親と学校に乗り込んできた。
・ 話し合いで、両親は納得した。が、父親が要求を出した。
・ この生徒はサッカー部員。練習で危険行為を注意した先生につかみかかったため休部中。部活に復帰させてほしいと。
・ 先生が「どういうしつけをしてるのか」といったところ
・ 父親が教師につかみかかり、顔にけがをさせた。
・ で、公務執行妨害と傷害で逮捕。
橋下徹は「そもそもこういう親だから、しつけができてない。36歳でしたか。ボクも同じ世代ですが、学校に甘やかされた世代だから、何かやらないと大変な状況になってることは確か」
赤江珠緒は「息子もそれを見ているのだから、のちのちそれが自分に返ってくると思うんですがね」
それがわかっていれば、モンスターにはならない。
中村伊知哉が解説した。「モンスターは和製英語。アメリカではヘリコプター・ペアレントといって、いつもぐるぐる監視していて、何かあると乗り込んでくる。モンスターの方が恐いけど」。さらに「こういうことを現場の先生が対応しなければならないのは大変。間に立つ人が必要だ」
そうそう、アントニオ猪木とか安岡力也とかね。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト