急性脳梗塞で倒れたサッカー日本代表のオシム監督(66)の後任に岡田武史氏(51)を起用することが決まった。この話題を取り上げた、サッカー好きという加藤浩次のコメントが気になった。
日本サッカー協会の小野技術委員長が昨日(27日)記者会見し明らかにしたもので、オシム監督は意識が戻りつつあるようだが、激務である監督復帰は困難と判断したらしい。
岡田氏を選んだ理由については、(オシム監督が)築いた土台をしっかり大切に、そこから積み上げてくれる人、しかも強烈な求心力を持ち、リーダーシップを持った人、などを挙げた。
小野委員長によると、すでに岡田氏には打診済み。岡田氏から「前向きな反応を得た」ため、この日の会見となったようだ。
岡田氏といえば、98年のW杯フランス大会で日本代表を率い、J2コンサドーレ札幌の監督としてJ1昇格を果たし、J1横浜F・マリノス2年連続優勝と実績は申し分ない。
ところが、司会の加藤は、W杯フランス大会の直前に、成績不振で解任された加茂周監督の後を受けて急きょ監督に就任、今回もオシム監督に代わって急きょ起用されたことをあげ、「岡田さんは悩むと思いますよ。引き継ぐのは難しい」。
テリー伊藤が「選手も変わるのかしら?」との質問にも、まるで岡田起用に不満でもあるのか「まずは、岡田さんがやるかやらないかの決断から始まるのでしょう」と。
昨日行われた協会の会見は、岡田氏から「前向きな反応を得た」結果、開かれたものだろう。岡田氏は決断をすでにしており、あとは契約条件などの細部の詰めが残っているだけと思う。加藤よ!いったい何を考えているのか。