妻の存在はストレス!? クマも悩ます「いっぱいいっぱい」のコト

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「悩むクマ」をご記憶か? 山口・周南市の徳山動物園のマレーグマ「ツヨシ」(20歳)。興奮すると頭をかかえこんでかきむしるようなしぐさが「悩みのポーズ」として人気だった。

興奮してるのかも

   が、昨年12月に妻の「レーコ」(4歳年上)が死んでからは、あまりやらなくなっていたのだったが、ここへきてまた、復活の兆しという。なにがあったのかとカメラが入った。

   飼育係によると、件のポーズは、ツヨシが興奮や緊張で「いっぱいいっぱいになったとき」に出るのだそうで、妻を亡くしてからはパッタリだった。笠井信輔は「妻から解放されてストレスがなくなったなんていわないでください」といったが、どう考えてもそれだろう。

   で、それが復活ということは新たな緊張が? そう、やっぱり異性だった。名古屋の東山動物園からやってきた「マーヤ」(2歳)とのお見合いで、出会いの初っぱなに鼻に一発食らったとたんに、「悩みのポーズ」が出たんだという。

   「ウオー、新しい嫁さんだぁー、緊張だぁ」と笠井がやったから、スタジオは大喜びだ。

   もともと気が弱くて引っ込み思案の「ツヨシ」だけに、「人間なら50歳と18歳」というほどの若いメスの出現が強烈だったのか、ひとつ新しいポーズが生まれた。

   それが「真っ黒ボール」と名付けられたもので、前屈みに脚を上げてまん丸くなってしまう。同園では「ゴールデンコース」と呼んで、「真っ黒ボール」→「悩みのポーズ」を見た人には幸せが訪れるんじゃないかといっているのだそうだ。

   「興奮、緊張など、感情が一定レベルを超えるとポーズをとる」と飼育係はいう。

   「それってストレスでしょう」とピーコ。

   笠井は「お嫁さんが来ることによる興奮」

   ポーズは初日はずっとやっていたが、日を追って回数は少なくなっているという。

   小倉は「これはツヨシをピーコって変えた方がいい。女に縁がないんですよ」

   みんなワイワイ勝手なことをいいだしたが、小倉は「かわいそうだよ」

   「そんなこといったら、動物園の動物はみんなかわいそうになっちゃう」と珍しく笠井が切り口上。

   「うれしくて興奮してるのかもしれない」(佐々木恭子)
   「ホントに頭いたいのかもしれない」(小倉)
   「悩んでるところはみたくない」(ピーコ)

   で、結局「これ以上は不毛の会話になりますから」と笠井が締めくくった。

   こういう毒にも薬にも‥‥というのがこの番組にはいちばん似合っているのかも。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト