大相撲の話題といえば、九州場所で誰が優勝したなんて「そんなのカンケーねぇ」・・・ガキ大横綱・朝青龍と彼を管理する立場にある協会や親方たちのドタバタだ。
いまや国技はお笑いの話のネタになっている。スパモニを見ていてまたまた笑わせてもらった。
モンゴルに"逃亡中"の朝青龍についてきのう(25日)高砂親方が千秋楽のパーティー会場でこう発言をした。
「朝青龍は今月31日に帰ってきます」
番組のナレーターがいうまでもなく11月に31日はない。世界的に11月は30日までとなっている。ま、なにかと頭痛のタネが多い高砂親方のミステーク発言。
わざといったとすると、なかなかオチャメなブラック・ジョークだ。
11月31日に来日・・・意味深な・・・しっかと笑える。
番組はまずタミル夫人との離婚問題。「2人の決意は固い」・・・養育費や慰謝料のことで話題になる予告。はたまた土俵外騒動のことでヒーローになりそうだ。
そして実兄スミヤバザルさんのインタビュー。「弟は体力的にも復活した」という一方で「(九州場所は)弟がいないから空席が目立った」―――
身内をかばうのは当然のことだが、よけいな心配だ。相撲人気が低迷している原因のひとつは朝青龍を含む関係者のドタバタなのだ。NHKが必死こいて盛り上げようとしているが。
相撲原理主義者を自称するやくみつるのコメントは、いかにもマンガっぽい。
「帰って会見するが、これで罪状認否がどれだけできるか。改悛の情ありと認めたとしても待遇は横綱ではなく新弟子並みにしたらどうか」
30日に来日して謝罪会見。それから12月1日に大分に移動して冬巡業というスケジュールになっている。巡業先には関取衆ののぼりがはためいているが<朝青龍>のそれは・・・ない。
「注目したいですね」と赤江珠緒。確かにそうだ。