水戸市内で自転車に乗った24歳の女性が乗用車に当て逃げされた。事故の相手とはトラブルもなく和解した。
しかし女性は、この小さな事故に遭ったおかげで大変な被害を受けた。
事故処理を名目にした水戸署警察官によるストーカー行為。送り狼だった。
視聴者にとってはテレビで加害者の警察官のツラを拝顔したい!ところだが、スパモニは被害にあった女性に話を聞いた。
「住んでいるアパートの呼び鈴が鳴って見たら制服のままで立っていました」。 困ったことはありませんか・・・町の人に愛される親切なおまわりさんと思いきや、異常なストーカーだった。
「近所に友だちはいるの?」「彼氏いる?」「メル友になって」。携帯番号、メール・アドレスを押し付けて「このことは誰にもいわないで」――何度も何度も。
制服警察官の歓迎されないアパート訪問。不安になった彼女は県警に相談して結局は本署が事実を確認、ストーカーを別の署に異動させ、彼女に謝罪した。
謝罪になるのだろうか。加害者おまわりは「当て逃げ事故の被害者を保護する目的だった」
という。こんな言い訳を通用させないのが警察ではないだろうか。
現職警察官が「職務上の立場を利用した」ストーカー行為といえば、愛知県警西尾署の警部補がバレて自殺し、警視庁立川署の巡査長が女性宅に侵入して、拳銃で射殺後に自殺した事件が起きたばかり。
女性のプライバシーに過剰な配慮?する職務の人間が横行している。
「許せませんっ」メイン・キャスターの赤江珠緒はそんな表情で報告を聞いていた。