人気のゲーム機「ニンテンドーDS」でテレビが見られるというワンセグ受信アダプター「DSテレビ」が、今日から発売になったが、ネット予約販売のみで全部売り切れ。任天堂では今日からまた、予約再開だという。
DSは、ゲームだけでなく、頭の体操だとか学習ソフトなどで、大人にも人気だが、このアダプターを使うと、そのままテレビが見られるというもの。DS本体に差し込むだけの小さなアダプターだから、お値段もたったの6,800円(税込み、送料無料)。
笠井信輔は紹介しながらも、「ゲーム機でテレビを見る必要があるのか」などと懐疑的だったが、小倉智昭は「DSがテレビになるの?」と素直に興味を示していた。街の声も「ぜひ欲しい」というのが多かったが、専門家と称するコメントは「ゲームをしない人は欲しいかもしれない」と。
そうではないだろう。ゲームでも頭の体操でも、家でやるぶんにはまず目の前にテレビがある。しかし、外に出てテレビのないところでテレビを見られるという利点は、ゲームも何も関係あるまい。
小倉が「もっと売ればいいのにね、任天堂さんは」といったが、全くその通り。
任天堂がなぜ、ネットの予約のみの販売にしたのか、意図がいまひとつわからない。ワンセグ(地上波デジタル放送)だから需要が限られると思ったのか、あるいは、製造が間に合わなかったのか。
小倉は「そんなにテレビ見たいかね」と水を差したかと思うと、「ちょっと見たいときもあるか」
佐々木恭子が「もっと地上波も見て頂きたいですけどね」と。ん?これはどっちの話だ?
笠井は「秋葉原で聞くと、ゲームをしない人が見たいといってる。辞書とかお料理のレシピの利用者が」とヤケに声を強めた。
なに、地上波デジタルの時代になれば、機械としては見えて当たり前。見る見ないはこっちの勝手になるさ。