火曜の9時からフジテレビでやっている「暴れん坊ママ」。上戸彩と大泉洋が夫婦のホームコメディドラマだ。
美容師の亭主と結婚したら連れ子がいて、いきなりママになってしまったという設定。若いお母さんが悪戦苦闘するドラマで、子供が通う幼稚園のほかの金持ちの母親たちと対立したりする。
キャッチフレーズは「男まさりの荒くれ天然女」。まあまあテンポがよくて、抑えるところも抑えている。大石静の脚本も、女らしい細やかさが表現されていて、なかなかいい。それなりに今の社会情報を踏まえてやっているので、そんなに嫌味にも感じない。
なによりも、暴れん坊ママのキャラが上戸彩にはまっているのがいい。地でいけるものなので、様になっている。よく泣くんだけど、彼女は勝気なキャラなので涙を流すのが良く似合う。このドラマは、前の李香蘭と違って個性を存分に発揮できているな。
あと、場面転換のときにイラストの波が出てくるんだけど、これが面白い。この“波ワイプ”が効いていて、いい味を出しているんだよな。
将軍は 馬にまたがり ママはチャリ