急性脳梗塞で倒れたサッカー日本代表のオシム監督(66)。依然、集中治療室に入っているものの、大きなヤマ場を越したいう。コラムニストの勝谷誠彦は「協会は、もうちょっと彼の健康面に気を使ってあげたら」と、苦言を呈した。その事情とは...
番組には、元日本代表の武田修宏氏がVTRで登場。オシム監督の重責について「彼は2010年の南アW杯に勝つためのチームづくりというより、10年後20年後の日本サッカーを世界基準に育てるためにやってきた。若手選手の育成、監督、メディアのことに気を配りやってきた。それだけに負担は非常に大きかったと思う」。
そのオシム・ジャパンの選手たちの反応だが、田中マルクス闘莉王が「自分にとってすごく大切な人、人間として尊敬している、1日も早く元気な姿が見たい」といえば、ファンからオシム監督への千羽鶴を託された愛弟子、巻誠一郎も「家族の一員と思っているので、辛い」。
それほど大事な監督なら、勝谷が言うように、協会はもう少し健康面での体制を日頃から考えておいてもよかったはずだが...
報道によると、心臓の持病を抱えていたオシム監督が、自宅で倒れから病院に到着するまで1時間20分も時間がかかったのは解せない。家族に日本語ができる人がいなかったために、知人に連絡をとるなどして手間取ったらしい。
サッカーファンで司会の加藤浩次は「ヤマ場を越したというので、ちょっとは安心している。ただ、次を続けるかどうかの判断をどこでするのか、ですよね」は、ちょっと早すぎのコメント。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト